五反田「大穴(ダイアナ)」一皿一皿に酒が進む魔法が宿る!穴子料理と絶品牛すじ煮込みが自慢の酒場

五反田「大穴(ダイアナ)」おすすめ料理勢揃い五反田
五反田「大穴(ダイアナ)」おすすめ料理の「穴子串」「つくね」「穴子天皿」

五反田「大穴」穴子料理と絶品牛すじ煮込みが自慢の酒場!

五反田の雑多な街並みの中にひっそりと灯る提灯。雑居ビルの地下へと進む階段を下った先にある「大穴(ダイアナ)」の扉を叩いのは、雨上がりの水曜日。実はこの店、グルメな友人に「牛すじ煮込みだけで一杯いける」と噂を聞いてから、ずっと気になっていた一軒だった。

五反田「大穴(ダイアナ)」地下へと続く階段の先にある大穴
五反田「大穴(ダイアナ)」地下へと続く階段の先にある大穴

店内の雰囲気:温もりと気配が溶け合う、粋な大人の酒場

店内は控えめな照明で、木の温もりと炭火の香りがじんわりと立ち上る。カウンター越しに見える調理場からは、時折、炊きあがる出汁の香りがふわっと漂ってくる。客層は常連風のサラリーマンが中心で、静かにグラスを傾ける姿が様になる。がやがやしていないのに、どこか活気がある。この絶妙な距離感が心地よい。

牛すじ煮込み:出汁を飲みながら酒が進む、職人仕事の一品

五反田「大穴(ダイアナ)」出汁を飲みながら酒が進む牛すじ煮込み
五反田「大穴(ダイアナ)」出汁を飲みながら酒が進む牛すじ煮込み

まず頼んだのは、評判の「牛すじ煮込み」。器の中には透明感すら感じる澄んだスープ。ひと口すすった瞬間、思わず「うまっ」と小声が漏れた。出汁の旨味がじわっと広がり、牛すじは驚くほど柔らかく、脂の甘みとコラーゲンの滑らかさが舌にまとわりつく。

濃い味で攻める牛すじとは対照的に、「大穴」は繊細な味付けで、出汁の奥深さを楽しませてくれる。まさに、“出汁を飲みながら酒が進む”とはこのこと。

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自家製つくね:ふわふわと穴子の骨の食感、大葉の余韻

五反田「大穴(ダイアナ)」ふわふわと穴子の骨の食感!自家製つくね
五反田「大穴(ダイアナ)」ふわふわと穴子の骨の食感!自家製つくね

次に運ばれてきたのは「自家製つくね(タレ味)」。ぱっと見は普通のつくねだが、ひと口で驚いた。ふわふわとした食感の中に、コリッとした歯応え。実はこれ、穴子の尾鰭と背鰭を練り込んでいるという。まるで上質な練り物のようなコクが広がる。

さらに、大葉の香りがふわりと鼻に抜けることで、魚の匂いを絶妙に中和してくれる。このつくね、ただのサイドメニューではなく、酒肴のエース格だ。

くりから:穴子の正肉をシンプルに塩で

五反田「大穴(ダイアナ)」居酒屋メニューとしてはちょっぴり贅沢な穴子串
五反田「大穴(ダイアナ)」居酒屋メニューとしてはちょっぴり贅沢な穴子串

大穴定番の穴子串「くりから」穴子本来の味わいをシンプルに楽しめる塩味の串焼きは、大衆居酒屋で飲むにはちょっぴり贅沢な1本。想像通りの味わいは想像の範囲を超えてこない無難な串焼き。

穴子の串天皿:揚げたての穴子天が主役、タレの魔力で無限に飲める

五反田「大穴(ダイアナ)」タレの魔力で無限に飲める穴子天串
五反田「大穴(ダイアナ)」タレの魔力で無限に飲める穴子天串

「穴子の串天皿」は揚げたてサクサク。口に入れた瞬間にジュワッと脂が溶け出す。さらにその上にかかる濃厚なタレがまた素晴らしい。まるで天丼のタレを煮詰めたような、深くて甘辛い味わい。

脂とタレと衣が一体となり、これはまさに“飲める串天”。お酒が止まらなくなること請け合いだ。

涙巻き:旨味の中に走る衝撃。わさびで泣いて笑える“ご褒美”巻き

五反田「大穴(ダイアナ)」旨味の中に走る衝撃!涙巻き
五反田「大穴(ダイアナ)」旨味の中に走る衝撃!涙巻き

締めに頼んだのが「涙巻き」。見た目は地味な細巻き。しかし、ひと口で衝撃が走る。大量のわさびが詰まっており、涙が出るほど辛いのに、その奥にちゃんと旨味と甘さがある。

この「涙巻き」は、辛いもの好きにはたまらない中毒性がある。翌日も思い出して唾が出るほど、強烈だった。

大穴ハイボール:大葉が香る、料理を邪魔しない名脇役

五反田「大穴(ダイアナ)」大葉が香る大穴ハイボール&お通し
五反田「大穴(ダイアナ)」大葉が香る大穴ハイボール&お通し

これらの料理に合わせたのが名物「大穴ハイボール」。大葉を漬け込んで低温熟成した原酒を使っているそうで、飲んだ瞬間から爽やかな大葉の香りが広がる。キリッとした炭酸と大葉の風味で、料理との相性も抜群。

脂っこい料理の後でも口の中をリセットしてくれる、食中酒として理想的な一杯だった。

手前の小鉢は大穴のお通し。2025年4月のお通し料金は396円(税込)酸味の効いたお通しで胃袋を動かすにはちょうど良い塩梅です。

締めの一言:五反田に来たら一度は“大穴”を覗いてほしい

「大穴」という店名に惹かれて入ったが、実際に味わったのは“大当たり”の連続。牛すじ、穴子、つくね、涙巻きと、すべてが記憶に残る料理だった。

料理の一品一品が語りかけてくるようで、ついつい杯が進む。五反田で飲むなら、絶対に外せない名店。昨今では五反田以外にも数店舗、ドミナント展開をしているとのこと。酒好きも、旨味を大切にしたい人も、この“大穴”はぜひ覗いてみてほしい。

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店舗情報・アクセス

大穴(ダイアナ)五反田店※公式HP

【住所】〒141-0022 東京都品川区東五反田1丁目12−2 東急ステイ五反田 B1F

【電話番号】03-5447-8105

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