五反田「よしこ」無人店舗が閉店?!その理由を求めて実食
今日のほろ酔い散歩は山手線沿線の五反田飲み。
赤いサンシェードが昭和レトロな雰囲気を醸し出している「大阪餃子専門店よしこ」へ。
令和の時代に似合わない雰囲気ながら、往年の名店の雰囲気もある外観が特徴的な「よしこ五反田本店」
この渋さならきっと美味しいだろうを思わせてくれる、大阪餃子の専門店です。
そんな「大阪餃子専門店よしこ」ですが、多店舗展開していた冷凍餃子の無人販売店がすべて閉店するという危機的な経営状況を味わった事が…。
その理由を求めて実際に食べてみて、どうして閉店してしまったのか考えてみました。
焼き餃子(おすすめ)
小ぶりな餃子が7つ盛られた「焼き餃子」
程よい焼き目の付いた見た目にも美味しそうな餃子です。
無人販売店で販売されていた餃子なのか定かではありませんが、「点天(てんてん)」を代表とする大阪特有の小ぶりな餃子です。
小皿の上に盛ると、その小さなサイズ感がより引き立ちます。
酢胡椒など、色んなタレでの食べ方がありましたが、筆者的にはラー油たっぷりの酢醤油がベスト!
たっぷりとラー油をつけ、酢醤油に潜らせて頬張ると…、
美味いぞこの餃子!
焼き餃子(断面)
少しトロッとした食感の味わい深い餡。
酢醤油&辣油との相性が抜群(^^♪
味わう限り、無人店舗が閉店した理由が分からない美味しさです。
閉店理由を想像すると、写真を見ても分かる通りの超が付くほどの薄皮餃子なので、冷凍餃子で提供するのが難しかったのかもしれません。
実際に五反田本店では、持ち帰り用に冷凍餃子は無いものの、生餃子の持ち帰りは販売していました。
急激に増えた餃子の無人販売店
帝国データバンクによると、コロナ禍の3年間で急激に増加した無人の冷凍餃子販売店は、店舗数の増加とは裏腹に、既存店舗の売り上げが減少傾向に転じたケースもあり、競争激化の影響が出始めているとの事。
出店ペースも2023年度に入ってから鈍化傾向にあり、店舗の閉鎖はもちろん事業自体を断念するといった動きも散見され、市場は「飽和状態」に近づきつつある。
その上、今までは目新しさによって購入していた顧客層も、スーパーで販売している冷凍餃子との価格差に気付き始め、美味しさと価格の両面で商品選別を始めているのも追い打ちとなっている。
いつの時代も、提供すべきものは「価値」であると、改めて気づかされる。
やめられないミノ天(おすすめ)
胡椒の香りが素敵なミノの天ぷら、通称「やめられなミノ天」
その名に恥じない美味しさに、一度食べ出すと箸が止まらなくなります(^^♪
噛めば噛むほど旨味がじわっと溢れ出すミノ天はビールのアテにピッタリ!
餃子以外にもこれだけ秀逸なおつまみを提供してくるとは…
揚げ餃子
焼き餃子とは対極をなす、香ばしい香りが特徴的な「揚げ餃子」
1口プレーンで齧ってみると、薄味ながら餃子特有の味わいをしっかりと感じられる一品。
餡がしっかりと旨味を纏っている証拠ですね。
焼き餃子同様に、シンプルな味わいながら、カリッと揚げられて香ばしく仕上がった皮の風味も最高で、意外と酢胡椒が合うかもしれませんね。
この辺はお客様のお好みで(^^♪
よしこ焼き
いい意味で油の風味たっぷりの「卵焼き」は、一般的な玉子焼きとは一線を画すとっても特徴的な味わい。
昔懐かしい駄菓子屋で食べていた玉子焼きを思い出させてくれる雰囲気を持った玉子焼きです。
普通の居酒屋では食べられない味わいの「よしこ焼き」は、東京ではなかなか出会うことのない卵焼きだと思います。
たっぷりの油とマヨの組み合わせも昭和感抜群(笑)
よしこの中華そば
フライドオニオンの鼻腔をくすぐる「特製中華そば(数量限定)」
たっぷりと盛り付けられたフライドオニオンは、カリカリとした食感を味わえる一方で、スープを吸う旨味がぐっと引き立ちます。
麺は太めの独特なちぢれ麺で、程良い食感が味わえます。
スープは旨味がしっかりしながらも、〆に食べるには丁度いい感じのあっさりスープ。
隣に座ったお客様が返しの追加をもらっていたが、若干その気持ちがわかる塩味。
飲んだ後に〆るには、翌日のむくみを気にすることなくいただける、塩分控えめな一杯。
お通し200円(2024年6月)
お通しは「海老天のチリマヨソース付き」
ひと口かじると、なんだか癖になるチリマヨソースが特徴的。
ちなみにお通しと一緒に焼き餃子が1人前までセットで提供されるのがデフォルト。
都合、席料は「お通し代+焼き餃子」になります。
メニュー(2024年6月)
大阪らしく、メニュー名も少し捻った物や、面白いキャッチコピーが付いたものまで様々。
今回食べた赤字のメニューは流石に外れ無しでしたね(^^♪
店内には有名人の色紙がズラリ!
様々な著名人にも愛されている餃子屋さんである事がうかがえます。
一通り餃子を堪能した感想として、餃子の味が大量閉店につながったとは思えない味わいでした。
持ち帰りの餃子が冷凍ではなく、生餃子に限定されていたことから推察するに、無人店舗で一般的に提供されている冷凍餃子のスタイルが、よしこ餃子には合わなかったのかもしれない。
食事をしている間も、生餃子(焼かない餃子)を買って帰るお客様が何人から来店されており、餃子の味わいが評価されているのが伺える。
家の近くにあったら通いたくなる味わいの餃子専門店でした(^^♪
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大阪餃子専門店よしこ 五反田本店
【住所】〒141-0031 東京都品川区西五反田1丁目2−6
【電話番号】03-6303-9245
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