門前仲町で比内地鶏の焼き鳥を堪能|むね皮・映えるポテサラが絶品の「ヒナイスタンド」実食レポ

門前仲町「ヒナイスタンド」弾ける旨味&映えるビジュアル【むね皮】メトログルメ
門前仲町「ヒナイスタンド」弾ける旨味&映えるビジュアル【むね皮】

東京・門前仲町で比内地鶏を味わうなら?絶品焼き鳥「ヒナイスタンド」

「焼き鳥は皮が命」と公言してはばからない私にとって、SNSで見かけた一本の焼き鳥写真がすべての始まりでした。パリッと焼き上がった黄金色の皮に、瑞々しさを湛えた胸肉が覗くその姿――。その一品こそ、門前仲町の「ヒナイスタンド」で出会える「むね皮」だったのです。

都内の焼き鳥店は数あれど、「比内地鶏」をこれほど丁寧に、かつビジュアル映えも抜群に仕上げる店はそう多くない。焼き鳥好きとして都内各地を巡ってきた私の中で、ここはまさに“皮”を極める聖地。今回はそんな「ヒナイスタンド」の実食体験を、香り・食感・味わいすべてを五感で記録していきます。

門前仲町「ヒナイスタンド」はこんな外観

門前仲町駅から徒歩数分。路地の一角に現れる、温かみのある木造の外観が「ヒナイスタンド」です。無機質な都会の空気を一歩抜けると、そこにはゆったりとした時が流れる隠れ家空間が広がっていました。

門前仲町「ヒナイスタンド」無機質な都会の空気を抜けた先にひっそりと佇む
門前仲町「ヒナイスタンド」無機質な都会の空気を抜けた先にひっそりと佇む

【映える×濃厚】門前仲町で絶対食べるべき一品!

「いぶりがっこタルタルのポテトサラダ」

門前仲町「ヒナイスタンド」いぶりがっこタルタルのポテトサラダ
門前仲町「ヒナイスタンド」いぶりがっこタルタルのポテトサラダ

まず登場したのは、器の中でひときわ存在感を放つ「いぶりがっこタルタルのポテトサラダ」。ゆで卵が丸ごと一個、どんと鎮座している豪快なビジュアル。これはもう“映え”を狙わずにはいられない一品。

ふわりと立ち上るスモーキーな香りが特徴的

門前仲町「ヒナイスタンド」ふわりと立ち上るスモーキーな香りが特徴的なポテサラ
門前仲町「ヒナイスタンド」ふわりと立ち上るスモーキーな香りが特徴的なポテサラ

スプーンで全体をくずしていくと、ふわりと立ち上るスモーキーな香り。秋田名物いぶりがっこの香ばしさが、一瞬にして食欲のスイッチを入れてくれます。揚げ玉ねぎのサクサクとした食感、タルタルの仄かな酸味、そしてポテトのまろやかな甘さ。ひと口ごとに味わいのバランスが変化するのが面白い。

ただのポテサラに収まらない複雑な構成で、“比内地鶏以外の一皿”としても強烈なインパクトを残します。門前仲町で「映える」「濃厚」なポテサラを探しているなら、この一品で間違いありません。

門前仲町で比内地鶏の皮を極めるならこの3本!

旨味とビジュアルがヤバイ「むね皮」

門前仲町「ヒナイスタンド」旨味とビジュアルがヤバイ【むね皮】
門前仲町「ヒナイスタンド」旨味とビジュアルがヤバイ【むね皮】

今回の訪問でどうしても外せなかったのが、この「むね皮」。インスタで見た美しい焼き目そのままに登場し、見た瞬間に期待が確信に変わりました。

注文は“レア焼き”。皮はしっかりパリッと、対照的に胸肉はしっとりジューシー。そのコントラストが見事。噛んだ瞬間にじゅわっと広がる肉汁は、比内地鶏ならではの深みを感じさせ、口の中が一気に幸福感で満たされます。

まさに“皮好きのための一本”。焼きの技術の高さが、一口で伝わってくる完成度でした。

程よい弾力と弾けるうまみ「ソレリスと帯」

門前仲町「ヒナイスタンド」程よい弾力と弾けるうまみ【ソレリスと帯】
門前仲町「ヒナイスタンド」程よい弾力と弾けるうまみ【ソレリスと帯】

「むね皮」に見た目は似ていますが、こちらは肉の歯応えに特徴あり。ソレリスは鶏の希少部位で、噛むと奥歯に跳ね返ってくるような弾力がクセになる一本。

焼きの香ばしさは「むね皮」と同じく完璧で、こちらも皮目のパリッと感とジューシーな肉汁のバランスが絶妙。肉を食べているという実感を、噛むたびにしっかり味わえます。

噛めば噛むほど旨味が滲み出てくる「皮」

門前仲町「ヒナイスタンド」噛めば噛むほど旨味が滲み出てくる【皮】
門前仲町「ヒナイスタンド」噛めば噛むほど旨味が滲み出てくる【皮】

そして皮好きとしては外せないのが、シンプルな「皮」串。パリパリとぷにぷに、そのちょうど中間の絶妙な食感で、噛めば噛むほど比内地鶏の旨味が滲み出てくる。

脂の甘さもありつつ、くどさはまったくなし。焼きの加減が上手いからこそ、この食感と旨味のバランスが実現できるのだと感心しました。

肉の旨味が詰まった一本「つくね塩レモン」

“肉団子”寄りの力強さを感じさせる「つくね塩レモン」

門前仲町「ヒナイスタンド」“肉団子”寄りの力強さを感じさせる【つくね塩レモン】
門前仲町「ヒナイスタンド」“肉団子”寄りの力強さを感じさせる【つくね塩レモン】

ひと口かじれば、香ばしい肉の香りが鼻腔を抜ける「つくね塩レモン」。よくある“ふわふわ系”ではなく、肉本来の繊維感を感じられるタイプで、どちらかといえば“肉団子”寄りの力強さを感じさせます。

軟骨のコリコリ感ではなく、肉の旨味を前面に出すスタイル。添えられたレモンを絞るのも良いですが、個人的にはそのまま、塩だけで食べるのが圧倒的におすすめ。比内地鶏の純粋な味わいが際立ちます。

ヒナイスタンドの店内雰囲気・混雑・注意点

門前仲町「ヒナイスタンド」帰りにいただいたお土産(2025年6月)
門前仲町「ヒナイスタンド」帰りにいただいたお土産(2025年6月)

店内はカウンター中心で、木の温もりを感じる落ち着いた空間。2025年の6月時点では、平日ならそれほど混雑していない印象なので、人気が出る前に訪れるのがおすすめです。

スタッフさんの接客はフレンドリーかつ丁寧で、串の提供タイミングもベスト。焼き鳥専門店というより“料理人のいる酒場”といった雰囲気で、どの料理も手抜きが一切ないのが印象的でした。

それでいて、この日は帰りに「お土産」をいただけるという大盤振る舞いの接客に終始感動。

まとめ:比内地鶏を存分に味わいたいなら「ヒナイスタンド」一択

門前仲町で比内地鶏を本気で味わいたいなら、「ヒナイスタンド」は間違いなくおすすめ。特に皮好き・焼き鳥マニアには一度訪れてほしい一軒です。

「映えるポテサラを探している人」「比内地鶏の皮をじっくり味わいたい人」「五感で楽しむ焼き鳥体験を求めている人」にとって、ここはまさに理想の店。SNS映えだけじゃない、実力派の焼き鳥がここにあります。

↓門前仲町で出会えるおすすめ居酒屋↓

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ヒナイスタンド 門前仲町

【住所】〒135-0047 東京都江東区富岡1丁目24−5 新海ビル 1F

【電話番号】03-5621-9977

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