中野レンガ坂「コグマヤ」で名物“最強肉豆腐”と女のポテサラを堪能！甘辛濃厚な酒アテが光る隠れ家居酒屋

中野レンガ坂で“最強肉豆腐”に出会える居酒屋は？

「酒のアテになる“濃厚な肉豆腐”が食べたい」——そんな気分に突き動かされて、夜の中野・レンガ坂へ。向かったのは、以前からずっと気になっていた居酒屋「コグマヤ」。

僕は普段から中野の居酒屋をよく巡るグルメ好きで、特に“肉豆腐”というワードには無条件で反応してしまう。居酒屋の定番ながら、店によって味もボリュームも全然違うのが面白い。今回は「名物・最強肉豆腐」というフレーズに心を鷲掴みにされ、いてもたってもいられず足を運んだ。

レンガ坂のゆるやかな坂道を上がると、控えめな看板と暖簾が目印の「コグマヤ」が現れる。派手さはないが、どこか懐かしい雰囲気。知る人ぞ知る名店の気配が漂っていた。

まず注文したのは、もちろん「名物！最強肉豆腐」。名前のインパクト通り、堂々とした見た目で登場する。

グツグツと湯気を立てる鉄鍋から立ち上るのは、醤油とみりんの甘辛い香り。口に含むと、まずとろとろの牛すじが舌の上でほどける。繊維の一本一本がしっかり煮込まれていて、噛むほどに甘みと旨味が滲み出す。

続くのは、豆腐。この豆腐がまた絶妙で、出汁と肉の旨味をたっぷり吸い込んで、ひと口で“あぁ酒が欲しい…”と心から思わせてくれる。しっかりした木綿で、崩れすぎず、食感のコントラストもまた良い。

全体の味はしっかり濃いめ。甘さと塩気のバランスが完璧で、まさに“酒泥棒”。これは危険なやつだ。正直、最初の一皿でおかわりを即決したのは久しぶりだった。

続いて頼んだのは、「女のポテサラ」。正直、名前のインパクトで選んだのだが、これが思わぬヒットだった。

見た目はシンプルだが、ポテサラの上にちょこんと鎮座するイカの塩辛が視線を奪う。最初は「合うの？」と思いつつ口に運ぶと、塩辛の強いうま味がポテサラのクリーミーさと見事にマッチ。甘くて、しょっぱくて、ねっとりしていて、気づけば酒が進んでいる。

ポテサラ自体も粗めに潰されたじゃがいもが特徴的で、食感が残っていて食べ応えがある。ほんのり醤油の香りが仕込まれており、奥行きある味わい。これ、まさに“大人のポテサラ”だ。

ちなみに「男のポテサラ」もあるが、筆者的におすすめは「女の方ポテサラ」。あくまで好みによるの参考まで。

最後に選んだのは「キャベツホルモン」。これがまた良かった。

甘辛タレで煮込まれたホルモンはぷるんぷるんで、噛むたびに脂の甘さがじゅわっと広がる。ちょっと焦げた香ばしさもあり、酒の相棒として非の打ち所がない。

そして特筆すべきはキャベツの存在感。くたっと煮えているが、芯はわずかにシャキッとしていて、ホルモンの脂と絶妙にバランスを取ってくれる。肉豆腐と同じ甘辛ダレが使われているようで、味の系統が近いため、おかわりの勢いが止まらなくなる。

店内はカウンターとテーブル数席のこぢんまりした空間。「ザ・酒場」のような、どこか懐かしい感じが伝わってくる温もりが心地よい。

平日夜でも18:30以降は満席になることが多く、訪問するならハッピーアワー狙いの開店直後（17時台）か21時以降が狙い目。

今回訪れた「コグマヤ」は、中野レンガ坂の隠れた名店。特に「最強肉豆腐」は、濃厚・甘辛・トロトロの三拍子揃った圧倒的一皿で、中野グルメの中でもトップクラスの満足度だった。

「女のポテサラ」「キャベツホルモン」も、単なる居酒屋メニューを超えたクオリティで、“酒好き”にも“映え狙い”にもハマる内容。

・中野で濃厚な肉豆腐を探している人
・ポテサラ好き、塩辛好き
・ホルモン×甘辛タレの組み合わせに目がない人
には間違いなくおすすめの一軒。

“中野　肉豆腐　おすすめ”や“中野　甘辛　映えるグルメ”で検索してたどり着いた方には、ぜひ一度体験してほしい味だ。

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【住所】〒164-0001 東京都中野区中野３丁目３６−４深野ビル 2F

【電話番号】03-6304-8655

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