大久保「小さなカレー家」で出会う牛すじ沼|450gライスと味噌ミックスが心揺さぶるカレー体験

大久保「小さなカレー家」え!これで並盛り?名物牛すじカレー大久保
大久保「小さなカレー家」え!これで並盛り?名物牛すじカレー

大久保「小さなカレー家」牛すじと山盛りライスが映える“沼カレー”

「カレーって、こんなに心に残る料理だったっけ?」——そう思わされたのが、大久保の路地裏にひっそりと佇む「小さなカレー家」との出会いでした。

もともと私は牛すじなどの煮込み料理が大好きで、都内でも「牛すじ」や「煮込み」が自慢の名店に、あちこち食べ歩いてきたのですが、この店はただの“牛すじ好き”を“牛すじ中毒者”に変える、危険な魅力を持っていました。某番組の「キタナシュラン」で紹介されたと聞き、正直ちょっと半信半疑。でも、それが大間違いだったんです。

大久保の幻!3時間営業の名物カレーといえば?

「小さなカレー屋」は夫婦二人三脚のカウンターカレー専門店

大久保「小さなカレー」某番組のキタナシュランでも有名な幻カレーが食べられる店
大久保「小さなカレー」某番組のキタナシュランでも有名な幻カレーが食べられる店

場所はJR大久保駅から徒歩数分。大通りから少し入ったところに、ひっそりとした外観の店が現れます。初見で行列ができていなければ、通り過ぎてしまいそうになるほどなんて事もない外観。よくよく見れば「この店営業してる?」と疑わしくなるほどの佇まいが特徴的な「小さなカレー家」は、平日の昼間3時間、売り切れごめんの名物カレーが食べられる店。

店内はカウンター席のみ。8席ほどのこぢんまりとした空間に、心地よいスパイスの香りがじんわりと立ち込めています。ご夫婦で営まれているようで、奥様の柔らかな笑顔と、ご主人の無駄のない調理姿が印象的。まるで誰かの家に招かれたような、肩の力が抜ける空気感。

驚愕のライス450gが映える「牛すじカレー」

油断大敵!並盛りなのに山盛り超え!?

大久保「小さなカレー家」驚愕のライス450gが映える【牛すじカレー】
大久保「小さなカレー家」驚愕のライス450gが映える【牛すじカレー】

今回オーダーしたのは看板メニューの「牛すじカレー」。注文して数分、目の前に置かれた瞬間、思わず「うわっ」と声が漏れました。とにかく、ライスの量がすごい。並盛りと聞いて安心していた自分を殴りたくなるような、堂々たるご飯の山。調べてみると並盛りでなんと約450gとのこと。これはもう“映え”の域を超えて、“圧”がすごい。

カレーのルーは一見すると地味なビジュアル。サラリとした質感で、派手なトッピングや色味はありません。でも、スプーンを入れて一口含んだ瞬間、じわじわと広がるスパイスの香りとほろ苦さに驚かされました。いわゆる欧風やインド風とも違う、ちょっと“和”を感じさせるような落ち着いた辛味。最初は「物足りない?」とさえ思ったのに、不思議とスプーンが止まらなくなる、まさしく“沼カレー”

“プレーンなルー×とろとろ牛すじ”のカレーが絶品

何て事ない普通のカレーと牛すじが織りなす至福の味わい

大久保「小さなカレー家」“プレーンなルー×とろとろ牛すじ”のカレーが絶品
大久保「小さなカレー家」“プレーンなルー×とろとろ牛すじ”のカレーが絶品

決して濃厚ではないルーに、無造作に添えられているのが国産牛すじの煮込み。これがまた、たまらなくうまい。とろっとろに煮込まれた牛すじは、カレーに溶け込まず、あくまで“別添え”。味付けも極めてプレーンで、この牛すじだけでビールが飲めそうな、ほどよい肉感と脂の旨み。

そして、ルーと牛すじを一緒に口に入れた瞬間——化学反応が起きました。単体では「まあまあ」だったカレーが、牛すじと融合することで何倍にも“化ける”んです。このバランス感覚、計算なのか偶然なのか…いや、絶対に計算されてる。これはもう、牛すじで完成するカレーと呼びたい。

隠れた名物「味噌ミックス」のお得感がすごい!

“沼カレー”を引き立てる豚・鶏・イカの三重奏

大久保「小さなカレー家」隠れた名物【味噌ミックス】のお得感がすごい!
大久保「小さなカレー家」隠れた名物【味噌ミックス】のお得感がすごい!

追加でオーダーしたのが、常連に人気という「味噌ミックス」。味噌漬けの豚肉・鶏肉・イカを鉄板で焼いてから提供してくれるという贅沢トッピング。価格はかなりリーズナブルなのに、このボリュームと手間のかかった提供方法に脱帽。

とくに印象に残ったのが、味噌漬けのイカ。これまで味噌漬けのイカなんてあまり経験がなかったのですが、噛みしめるごとに味噌の旨味がじんわりと口に広がり、ご飯が止まらない。豚・鶏のジューシーさも文句なしで、まさに“焼き物定食”の一皿として独立できるレベル。これだけで記事が1本書けそうです。

大久保でボリューム満点のカレーを求めるなら「小さなカレー家」

大久保「小さなカレー家」名物!牛すじ沼に溺れるカレー

派手なトッピングやインスタ映え狙いのビジュアルではないけれど、450gの白米と、牛すじ+カレーの三位一体は、食べ終わったあとも何度も思い出すほど印象的でした。

正直、SNSでバズるような派手な要素は少ないかもしれない。けれど、スパイス感と素朴さ、肉の旨味が交差する味わいは唯一無二。しかも、ご夫婦のあたたかい接客で、食後には心まで満たされる。こういう体験こそ、わざわざ足を運ぶ価値がある。

まとめ:映えよりも“記憶に残る旨さ”を求める人に

一度食べたらくせになる味「小さなカレー家」

大久保「小さなカレー家」一度食べたらくせになる味
大久保「小さなカレー家」一度食べたらくせになる味

都内のカレーを食べ歩いてきた中でも、ここまで牛すじとの一体感に感動した店はそうありません。カレーの濃厚さや辛さだけで評価してしまうのはもったいない。この店でしか味わえない“組み合わせの妙”がある。

「大久保 カレー おすすめ」や「大久保 カレー ボリューム」で検索してこの店にたどり着いた方には、ぜひ一度体験してほしい。一度ハマると抜け出せない“沼系カレー”、ここにあります。

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東京都内で食べられる絶品カレーを「ほろ酔い散歩」が厳選してお届け。チェーン店では味わえない濃厚な味わいや唯一無二の刺激的な香りなど、当ブログでしか知る事の出来ない師玉の情報満載の1ページ。ワンプレートの上で描かれる芸術的なそのカレーは、その味わいはもちろん、目でも楽しめるインスタ映え抜群の一皿!目くるめくカレーの旅へ!

牛すじカレー 小さなカレー家

【住所】〒169-0073 東京都新宿区百人町1丁目24−10

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