心と身体が温まる「おでん」と「おばんざい」と「女将」
今日の中野飲みは、JR中野駅南口改札をでた先にあるレンガ坂でも穴場のお店。
レンガ坂の中腹、「洋食堂葡萄」の二階にある、隠れ家のような居酒屋「鈴木の小部屋」へ。
「洋食堂葡萄」の扉を開き、店内を真っ直ぐ進む。
葡萄の店員さんに、「おでん」を食べたい旨を伝えると、店内奥の階段を上がるよう促されます。
店舗の中に店舗がある、他に類を見ない新しいスタイル。
初めて訪れる人は誰もがビックリするはず(笑)
初来店のため恐る恐る扉を開くと、かっぽう着姿の女将が一人で切り盛りしていました。
カウンター6席分しかない店内は、ちょっとした割烹料理店のような趣。
最初は緊張しましたが、優しい女将の接客に、打ち解けるまでさほど時間はかかりませんでした。
おでん(ちくわ・大根・厚揚げ)
おでんは、3種盛りと5種盛りが注文できますが、もちろん単品での注文も可能。
どのおでんも優しい出汁が染みていて、いい味わい(^^♪
しっかりと豆腐の味を感じられる厚揚げは、その辺で食べる厚揚げとは一味違う味わいです。
味の染みた大根も箸を入れると簡単に割れるほど煮込まれており口の中でとろける感じ。
ポテトサラダ
カリカリとしたオニオンの食感が良いアクセントになっている「ポテトサラダ」
芋の旨味を感じられる、店内仕込みならでは優しい味わい。
↓中野で出会える美味しいポテサラ↓
【関連記事】これが美味しい店は外れない!「ポテトサラダ」の美味しい店
おでん(ちくわぶ・たまご)
おでん二皿目は「ちくわぶ」と「玉子」
ちくわぶは、東京の発祥のローカルフードで、西日本では全く知らない人もいる程の地域限定食材。
見た目は竹輪に似ていて、漢字で書くと「竹輪麩」となります。
読んで字のごとく、麩の文字が!
ちくわぶ自体にほとんど味はありませんが、出汁をたっぷり吸って美味しくなる、おでんのための食材かと思わせる特徴の持ち主です(笑)
中でも、この玉子が美味かった!
二つに割ってみると、中が何と半熟。
おそらく初めて食べるであろう半熟玉子のおでんにビックリ!
しっかりと下味が付けられた半熟玉子で、誰もが納得する味わいだと思います。
来店された際には必ず食べてほしい、おでん種の一つです。
お通し
この日のお通しは「大根とエノキのきんぴら」
エノキのコリコリとした食感と、大根とサクサクとした食感が子気味いい一皿。
コロナ禍で営業自粛を余儀なくされ、再開し始めたばかりの頃の来店でもあり、まだまだ品揃えが乏しいと話す女将さん。
常連さんに聞くと、まだまだ美味しそうなおでん種が出てきそうな予感!
またフラッと寄りたくなるような、温かい気持ちにさせてくれる隠れ家酒場でした。
中野「鈴木の小部屋」
【住所】〒164-0001 東京都中野区中野3丁目36−4 2F
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コメント
南口ですね。
ご指摘ありがとうございます。
直ぐに修正させていただきました。