中野「常蔵(ときぞう)」変幻自在に味が変わる日替り「なめろう」強面親父の優しい接客が光る立ち飲み酒場

中野立ち飲み
中野「常蔵」なめろう(蛸入り)

至福の一人飲み時間は御通し3品から始まる!

今日の中野飲みは、JR中野駅北口改札を出て、昭和新道へ。

立ち飲み店には珍しく、店内が煌々と光るお店「常蔵(ときぞう)」へ。

中野「常蔵」お通し3品

鰻の寝床のような細くて狭い店内は、カウンターのみ立ち飲みスタイル。

店員さんやお客が通り過ぎるたびに、お互い協力しないと通れない狭さです(笑)

そんな「常蔵(ときぞう)」さん、立ち飲み店には珍しく、席料代わりにお通しが3品付いてきます。

鶏皮の南蛮漬け

中野「常蔵」鶏皮の南蛮漬け

お通しで用意されているとはいえ、どれもしっかりお酒のアテになる一皿たち。

フグの煮凝り

中野「常蔵」フグの煮凝り

大将の腕が光る自慢のお通しは、席料と呼ぶにはもったいない出来栄えです。

「フグの煮凝り」は和辛子がいいアクセントになっていました。

イカ明太

中野「常蔵」イカ明太

この3品でも充分飲めるので、待ち合わせ時間のちょい飲みにピッタリの立ち飲み酒場です。

牛スジ大根

中野「常蔵」牛スジ大根

口の中に旨味が広がるトロトロの「牛スジ」

味もめちゃくちゃ染みていて、稀に見る美味しい牛スジです。

中野「常蔵」味の染みた大根

牛スジを少し避けると、中からいかにも味が染みていそうな大根が顔を出します。

牛スジ同様に、いい味をした大根に大満足。

なめろう

中野「常蔵」なめろう

注文が入ってから叩き出す「なめろう」

注文すると店内に、トントンと包丁で叩く音が響き渡ります。

魚とネギのコントラストが抜群の一皿。

中野「常蔵」なめろう(蛸入り)

何の「なめろう」なのか、メニューに書いてなかったのですが、少しコリコリとした食感を感じられて…。

よくよく見ると、タコの吸盤のような物が!

大将に聞くと、その日の刺身の出方に合わせて、叩く魚を色々変えているとのこと。

正に日替わりなめろう。

フードロスも抑えられるこの試みに関心すると同時に、とても美味しいなめろうは、酒が進むこと間違いないしです。

天ぷらの盛り合わせ

中野「常蔵」天ぷら盛り合わせ

少しお腹を満たしたいなって時におすすめしたい「天ぷらの盛り合わせ」

中野「常蔵」職人の技が光る茄子天

ナスにもしっかりと包丁が入れてあり、口に含むとトロける食感を楽しめます。

もちろん揚げたてサクサク!

中野「常蔵」海老天

食べ進めていくと、海老が二尾、その下には鱚天。

これだけ盛られて、海老天三尾盛りと同じ値段。

お腹も溜まるし〆にもいけるので、三尾盛りよりも絶対お得だと思います!

フグのひれ酒

中野「常蔵」フグひれ酒

フグの香りが楽しめる「フグひれ酒」

タバコが吸えるお店なので、注文のタイミングは図ることをおすすめします。

少し強面の大将ですが、一緒に働くバイトの子に対する接し方はとても優しく、見た目とのギャップにびっくり(笑)

常連客との掛け合いも軽快で、足繁く通う人が多いのも頷ける居酒屋でした。

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中野「常蔵(ときぞう)」

【住所】〒164-0001 東京都中野区中野5丁目60−3

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