経堂「もつやき優貴」のおすすめは名物つくピー|朝〆新鮮ホルモン“デイゼロのもつ”を味わう

経堂「もつやき優貴」生ピーマンの鮮やかな緑と焼き色の付いたつくねのコントラストが印象的な“つくピー” 小田急線グルメ
経堂「もつやき優貴」生ピーマンの鮮やかな緑と焼き色の付いたつくねのコントラストが印象的な“つくピー”

小田急線に乗る機会があり、途中下車して夕食を食べるなら以前満席で入れなかった経堂の「もつやき優貴」にもう一度行ってみようと思った。経堂でもつ焼きを食べるなら一度は確かめたい店という印象が以前からあり、この日は2026年6月13日に訪問した。

経堂「もつやき優貴」店内だけでなく歩道側のテーブル席までほぼ満席の人気店
経堂「もつやき優貴」店内だけでなく歩道側のテーブル席までほぼ満席の人気店

17時40分に入店すると、運よく19時までならカウンター席が空いていると案内された。店内には活気のある掛け声が飛び交い、炭火で串焼きを焼く音が絶えない。一方で煙は思ったより少なく、排煙がよく行き届いている印象だった。店内だけでなく歩道側のテーブル席までほぼ満席で、退店する18時50分まで来店客は途切れなかった。

以前入れなかった経験もあり期待は高かったが、本当に評判どおりなのかは実際に食べて判断したかった。今回は朝〆新鮮ホルモンを使った”デイゼロのもつ”と名物つくピーを中心に味わうことにした。滞在時間は約1時間10分、会計は5,320円(税込・PayPay払い)だった。

ポテサラ牛タンコンビーフのせで口が動き始める

経堂「もつやき優貴」手作りポテトサラダの上に“牛タンコンビーフ”が添えられた創作ポテトサラダ
経堂「もつやき優貴」手作りポテトサラダの上に“牛タンコンビーフ”が添えられた創作ポテトサラダ

最初に注文したのは人気メニューとして紹介されていたポテサラ牛タンコンビーフのせ。大きく盛られたポテトサラダの上に牛タンコンビーフが重なり、見た目にも存在感がある一皿だった。

スプーンを入れるとポテトのやわらかさに牛タンコンビーフの旨みが重なり、唇から舌へゆっくりと広がっていく。ボリュームもあり、一口目からお酒を飲みたくなる組み合わせだった。前菜として十分な量があり、これから朝〆新鮮ホルモンのもつ焼きへ向かう口を自然に整えてくれるような入り方だった。

ねぎだく白センマイで本命を待つ

経堂「もつやき優貴」“すだち”の程よい酸味と素敵な香りが堪らない“センマイ刺し”
経堂「もつやき優貴」“すだち”の程よい酸味と素敵な香りが堪らない“センマイ刺し”

ポテトサラダの余韻がまだ口の中に残る状態で運ばれてきたのが、ねぎだく白センマイだった。

白センマイは臭みがなく、噛むたびにコリコリとした食感が続く。その上からたっぷりとのったねぎの風味が重なり、さらにスダチを絞ると香りが一気に立ち上がった。レモンではなくスダチを合わせていることで酸味が強くなりすぎず、口の中に残っていた油分が少しずつほどけていく。

この一皿だけを目当てに来店する人が多いという話にも納得できた。ただ、身体のどこかでは炭火で焼かれた串焼きを待っている感覚も残っており、本命はまだこれからという気持ちは変わらなかった。

つくピーが視界の中心に入る

経堂「もつやき優貴」生ピーマンの鮮やかな緑と焼き色の付いたつくねのコントラストが印象的な“つくピー”
経堂「もつやき優貴」生ピーマンの鮮やかな緑と焼き色の付いたつくねのコントラストが印象的な“つくピー”

カウンター越しには山積みにされたつくね串が並び、次々と炭火へ送られていく。その光景を眺めていると、店を代表する名物メニューなのだと自然に伝わってくる。

やがて皿が木のカウンターへ置かれる低い音とともに、つくピーが目の前に現れた。生ピーマンの鮮やかな緑と、焼き色の付いたつくねの対比が印象的で、湯気がゆっくり立ち上がる。

周囲でもつくピーを注文している人は少なくなく、串が運ばれるたびに同じ組み合わせが目に入る。デイゼロのもつを使った串焼きが並ぶ中でも、この一皿だけは空気が少し違って見えた。

つくピーで輪郭がはっきりした

経堂「もつやき優貴」軟骨のコリコリとした食感がクセになる“つくね”
経堂「もつやき優貴」軟骨のコリコリとした食感がクセになる“つくね”

つくねを口へ運ぶと、最初に感じたのは熱ではなく軟骨のコリコリとした感触だった。そのあとから肉の旨みが広がり、生ピーマンを合わせるとパリッとした食感が重なって温度差がはっきり伝わってくる。

塩の当たり方も強すぎず、脂が舌に長く残らない。肉の旨みを受け止めたあとにピーマンの爽やかさが流れを整え、自然と次の一口へ手が伸びた。

ここでようやく、この日の中心はつくピーだったと確信した。最初のポテサラ牛タンコンビーフのせは口を動かし、ねぎだく白センマイは口の中を整える役割だったことが、この一串を食べて初めてつながった。経堂でもつやき優貴を訪れるなら、まずおすすめしたい名物メニューはやはりつくピーだと感じた。

たん・こころのこり・はらみと主軸の距離

経堂「もつやき優貴」朝〆新鮮ホルモン“デイゼロのもつ”の破壊力を堪能できるモツ焼き
経堂「もつやき優貴」朝〆新鮮ホルモン“デイゼロのもつ”の破壊力を堪能できるモツ焼き

続いて、たん・こころのこり・はらみを注文した。

特に印象に残ったのはこころのこり。豚ハツの付け根部分という希少部位らしく、ハツの歯切れの良さにほどよい脂の旨みが重なっている。筆者自身も好きな部位の一つで、炭火焼きによる香ばしさも心地よかった。

経堂「もつやき優貴」見つけると必ずと言っていいほど注文する筆者おすすめの串“こころのこり”
経堂「もつやき優貴」見つけると必ずと言っていいほど注文する筆者おすすめの串“こころのこり”

一方で、つくピーのように生ピーマンとの温度差や食感の変化があるわけではないため、食べ進める流れとしてはやや一直線になる印象もあった。串そのものは満足感が高いが、この日の軸は最後までつくピーから動かなかった。

肉巻きトマトチーズ串で流れが整う

経堂「もつやき優貴」トマトの酸味とチーズのコクにバジルソースが相まった“肉巻きトマト串”
経堂「もつやき優貴」トマトの酸味とチーズのコクにバジルソースが相まった“肉巻きトマト串”

最後は肉巻きトマトチーズ串を注文した。

トマトの酸味にチーズのコク、さらに肉の旨みが重なり、定番のもつ焼きとは違う方向へ味が切り替わる。バジルソースも加わり、見た目以上に食べ応えがあった。

ただ、チーズのコクは後半になるほど口に残りやすく、デイゼロのもつを使った串焼きの軽やかな流れとは少し違う印象も受けた。それでも主軸となったつくピーのあとに味を変える一本としてはちょうどよく、最後まで飽きずに楽しめた。

つくピーは再訪理由になるか

経堂「もつやき優貴」赤い二重丸は注文必須のおすすめメニュー(2026年6月)
経堂「もつやき優貴」赤い二重丸は注文必須のおすすめメニュー(2026年6月)

今回食べた5品の中で中心だったのは、やはり“つくピー”だった。順番を変えるなら前半の流れはそのままにしたいと思う一方、削る料理を選ぶなら肉巻きトマトチーズ串になるかもしれない。味変としては面白いが、もつやき優貴らしさを最も感じたのは朝〆新鮮ホルモンを使った串焼きと、名物つくピーだったからだ。

会計は5,320円と、もつ焼き店としては少し高めに感じたものの、それ以上にデイゼロのもつならではの新鮮さと臭みのない旨みが印象に残った。17時40分に入店できたのは運が良く、その後も来店客が続いていたため、確実に入りたい人は予約か事前の空席確認をおすすめしたい。

向いている人

・経堂でもつ焼きの人気店を探している人
・朝〆新鮮ホルモンやデイゼロのもつを味わいたい人
・名物つくピーを目的に訪れたい人
・日本酒や焼酎と串焼きを楽しみたい人

向いていない人

・静かな店内で食事をしたい人
・リーズナブルな価格帯を最優先に考える人
・予約なしでも確実に入店したい人

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もつやき優貴 経堂店

【住所】〒156-0052 東京都世田谷区経堂1丁目22−18 タイムポート経堂 B1F

【最寄り駅】:小田急線「経堂駅」から徒歩2分。 住宅街と飲食店が軒を連ねる一角に店を構える。 Googleマップで場所を見る


このブログについて

このブログでは、チェーン店では味わえない、その街ならではの魅力が詰まったグルメ情報を中心に発信しています。首都圏を中心に、個人経営の飲食店や地域に根付いた名店など、Web上では見つけにくい飲食店を実際に訪問し、実食をもとに率直な感想をまとめています。

紹介している店舗はすべて筆者自身が足を運び、料理の味わいだけでなく、店の雰囲気や立地、訪問時の印象まで含めて記録しています。実体験に基づいた情報を大切にしているため、初めて訪れる方でも参考にしやすい内容を心がけています。

いつもの外食から一歩踏み出し、新しい味や店との出会いを楽しみたい方に向けて、非チェーンの飲食店を中心に紹介しています。本ブログが、日々の食事選びや外出のきっかけづくりに少しでも役立てば幸いです。

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