総武線・大久保「釣りあじ食堂」店主が東京湾で釣った金アジをその日に味わう|唯一無二の海鮮食堂

大久保「釣りあじ食堂」釣り金あじフライは一本釣りアジフライの完成形 大久保
大久保「釣りあじ食堂」釣り金あじフライは一本釣りアジフライの完成形

大久保で少し飲んで帰ろうと総武線大久保駅界隈を徘徊していると、賑やかな通りを一本外れた路地で足が止まった。看板は控えめ、呼び込みもない。それでも「釣りあじ食堂」という名前だけで、ここは大量仕入れの店ではないと直感した。今日は本当にうまい鯵が食べたい。しかも、できるなら“誰かが自分の手で獲ってきた魚”を。その期待を胸に、扉を開けた。

大久保「釣りあじ食堂」店主が東京湾で釣った金あじをその日に味わう鯵料理専門店
大久保「釣りあじ食堂」店主が東京湾で釣った金あじをその日に味わう鯵料理専門店

大久保駅の路地裏で見つけた「釣りあじ食堂」|店主の顔が見える海鮮食堂

総武線・大久保駅周辺は多国籍な飲食店がひしめくエリアだが、釣りあじ食堂はその喧騒から少し距離を置いた場所にある。派手さはないが、逆にそれがいい。通り過ぎてしまいそうな佇まいは、隠れ家を探している人にこそ刺さる。

大久保「釣りあじ食堂」木の温もりを感じられる心落ち着く店内
大久保「釣りあじ食堂」木の温もりを感じられる心落ち着く店内

厨房に立つのは、東京湾で自ら鯵を釣り上げる店主。その日に釣れた魚だけを使うため、営業は完全に魚次第。不定休というスタイルも、効率より納得を優先している証だ。壁に飾られた釣り道具や写真が、この店の“現場感”を物語っている。

太ったイワシのガリタク巻|大久保グルメで見つけた“酒が止まらない”名脇役

大久保「釣りあじ食堂」“酒が止まらない”名脇役【太ったイワシのガリタク巻】
大久保「釣りあじ食堂」“酒が止まらない”名脇役【太ったイワシのガリタク巻】

アジ料理以外でおすすめを尋ねると、迷いなく出てきたのが「太ったイワシのガリタク巻」。メニューにも“人気”と書かれている。肉厚なイワシでガリとたくあんを包み、海苔で巻いた姿は実に素朴だ。

脂・酸味・食感が一体になる完成度

大久保「釣りあじ食堂」脂・酸味・食感が一体になる完成度の高いガリタク巻
大久保「釣りあじ食堂」脂・酸味・食感が一体になる完成度の高いガリタク巻

一口で頬張ると、まずイワシの脂が広がり、すぐにガリの爽やかな酸味、たくあんのコリコリとした食感が追いかけてくる。濃厚なのに重くない。完全に“アテ”だが、完成度が高く記憶に残る。贅沢に一口で食べるのが、筆者的ベスト。

釣り金あじフライ|大久保で味わう東京湾一本釣りアジフライの完成形

大久保「釣りあじ食堂」釣り金あじフライは一本釣りアジフライの完成形
大久保「釣りあじ食堂」釣り金あじフライは一本釣りアジフライの完成形

釣り金あじフライは、この店を象徴する一品。東京湾で一本釣りされた金あじを、その日に捌いて揚げる。運ばれてきた瞬間、油の香りの奥に鯵の香りが立ち上がる。

タルタルもいい、だが醤油で輪郭が立つ

大久保「釣りあじ食堂」衣はサクサク、中は驚くほどふわふわのアジフライ
大久保「釣りあじ食堂」衣はサクサク、中は驚くほどふわふわのアジフライ

衣はサクサク、中は驚くほどふわふわ。デフォルトのタルタルも申し分ないが、途中で卓上の醤油を少し垂らすと、鯵そのものの旨みが前に出る。揚げ物なのに、魚の存在感がはっきりしている。

釣り金あじ青唐入りなめろう|濃厚なのに爽やか、大久保の海鮮名物

新鮮な鯵を叩いたなめろうは、それだけで期待値が高い。ここでは薬味がたっぷり入っており、何もつけずに食べても十分成立する。鯵の旨みと薬味の清涼感が一体だ。

大久保「釣りあじ食堂」釣り金あじ青唐入りなめろう
大久保「釣りあじ食堂」釣り金あじ青唐入りなめろう

青唐入りと聞くと構えてしまうが、辛さは控えめ。ピリッと刺激するというより、全体を引き締める存在だ。辛いものが苦手な人でも問題なく食べられる。

ミニチキン南蛮|一人飲みでも頼みやすい、大久保の気の利いた一皿

アジフライのタルタルが印象的だったので、思わず注文したミニチキン南蛮。主役ではないが、こういう一品に店の姿勢が出る。

大久保「釣りあじ食堂」ミニチキン南蛮|一人飲みでも頼みやすい良アテ
大久保「釣りあじ食堂」ミニチキン南蛮|一人飲みでも頼みやすい良アテ

衣はしっとり系で、甘酢とタルタルの相性がいい。量も控えめで、一人飲みでも無理なく頼めるサイズ感。平日の夜にちょうどいい。

東京で釣りたての金あじが食べられる店は?

東京で釣りたての鯵を食べられる店は多くない。釣りあじ食堂の最大の価値は、店主自らが釣り、その日の魚を出すこと。その一点に尽きる。

大久保「釣りあじ食堂」お通し
大久保「釣りあじ食堂」お通し

営業日は完全に魚次第。それでも、運よく開いていたら迷わず入ってほしい。ここにはチェーン店では得られない体験がある。

総評|大久保で“運良く出会えたら必ず入ってほしい”釣りあじ食堂

金あじフライの完成度、なめろうの爽やかさ、脇役まで抜かりない構成。どれも記憶に残る味だ。

効率より納得を優先する姿勢が、料理にも空気にも表れている。釣りあじ食堂は、大久保という街でこそ輝く名店だ。

大久保「釣りあじ食堂」メニュー(2025年12月)
大久保「釣りあじ食堂」メニュー(2025年12月)

↓東京都内で出会えるおすすめグルメ「アジフライ」編↓

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釣りあじ食堂 大久保店

【住所】〒169-0073 東京都新宿区百人町1丁目15−4

【最寄り駅】:JR総武線「大久保駅」から徒歩1分。 飲み屋街の一角に店を構える。 Googleマップで場所を見る


このブログについて

このブログでは、チェーン店では味わえない、その街ならではの魅力が詰まったグルメ情報を中心に発信しています。首都圏を中心に、個人経営の飲食店や地域に根付いた名店など、Web上では見つけにくい飲食店を実際に訪問し、実食をもとに率直な感想をまとめています。

紹介している店舗はすべて筆者自身が足を運び、料理の味わいだけでなく、店の雰囲気や立地、訪問時の印象まで含めて記録しています。実体験に基づいた情報を大切にしているため、初めて訪れる方でも参考にしやすい内容を心がけています。

いつもの外食から一歩踏み出し、新しい味や店との出会いを楽しみたい方に向けて、非チェーンの飲食店を中心に紹介しています。本ブログが、日々の食事選びや外出のきっかけづくりに少しでも役立てば幸いです。

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