浅草「洋食ヨシカミ」人気No.1の濃厚ビーフシチューが衝撃!塊肉ゴロゴロ、ボリューム満点の至福の一皿

メトログルメ
浅草「洋食ヨシカミ」濃厚で映えるビーフシチュー

浅草で人気の「とろける濃厚ビーフシチュー」が食べられる洋食ヨシカミ

日々“肉汁系グルメ”や“濃厚な洋食”を探し歩いている私が、今回足を伸ばしたのが浅草。目的は、長年気になっていた老舗洋食店「洋食 ヨシカミ」だ。名前はもちろん知っていたし、何度か前を通ったこともある。でも、行列を見ては断念してきた。今回は「とにかく濃いめの洋食が食べたい!」という強い欲求に突き動かされ、ある程度の入店待ち覚悟で訪問した。

浅草「洋食ヨシカミ」入店待ち必死の人気老舗洋食店

浅草「洋食 ヨシカミ」の外観と立地

うますぎて申し訳ないス!

お店は浅草六区ブロードウェイのど真ん中。ちょっとレトロな映画館や、昔ながらの喫茶店が立ち並ぶ界隈にある。外観は派手ではないが、看板に掲げられた「うますぎて申し訳ないス!」のキャッチコピーが目に飛び込んでくる。初見でも忘れられない強烈なインパクトだ。

来店時には4〜5組待ちで、入店まで20〜30分との案内を受けたが、ピークタイムの昼過ぎだったこともあり比較的スムーズに入店できた。時間帯によっては相当な混雑を覚悟したほうがよさそうだ。

肉汁グルメ好きが感動した!“メンチカツ”

小ぶりでも圧倒的な存在感

浅草「洋食ヨシカミ」小ぶりでも圧倒的存在感のメンチカツ

まず頼んだのは「メンチカツ」。正直、事前の情報ではビーフシチューが目玉という印象だったが、メンチカツも侮れない。

見た目は控えめなサイズ。しかし、ナイフを入れた瞬間、ジュワッ…と音がするほどの肉汁が溢れ出した。この“音”がまず食欲をそそる。そして口に運ぶと、ぎっしりと詰まった粗挽き肉の食感。歯ごたえがあるのに、決して硬くない。肉そのものの旨みが凝縮されていて、何もつけずに食べても充分うまい。

ジュワッ…と音がするほど溢れる肉汁のメンチカツ

浅草「洋食ヨシカミ」ジュワッ…と音がするほど溢れる肉汁のメンチカツ

でも、ここで登場するのが“和辛子”。洋食に和の要素?と侮るなかれ。この和辛子が、濃厚な肉の甘みをキュッと引き締め、口の中で絶妙なコントラストを生み出す。まさに“味変”の極み。途中で一気に世界が変わる。

中野で「肉汁たっぷりメンチカツ」をよく探している私だが、この一皿は都内屈指の完成度。映えこそしないが、味は間違いなくトップレベル。

濃厚で映える“ビーフシチュー”が食べたい人へ贈る

ヨシカミの「とろける塊肉」に心を奪われた

浅草「洋食ヨシカミ」濃厚で映えるビーフシチュー

続いて運ばれてきたのが、この店の代名詞とも言えるビーフシチュー。最初に驚いたのは、ごろっと入った大きな肉の塊が3個も入っていたこと。スプーンを添えるだけでホロッと崩れる、極限まで煮込まれた牛肉。その断面からは、繊維がほどけていく様子が見える。

大きな塊肉が特徴的なビーフシチュー

浅草「洋食ヨシカミ」大きな塊肉が特徴的なビーフシチュー

一口食べて、思わずうなった。「これは、普段食べているビーフシチューとは別物だ」と。とにかく濃厚。赤ワインとデミグラスの旨みが、深い層を成して広がっていく。まるで濃密なソースを食べているかのような贅沢感。

人参も印象的だった。ホクホクと甘くて、しっかりと煮込まれているのに形は崩れていない。この甘さが、ビーフシチューの濃厚さと交互に現れて、口の中がまるで交響楽団のような調和に包まれる。

浅草「洋食 ヨシカミ」人気No.1の濃厚ビーフシチュー

濃厚すぎるソースに惚れ込んで、ついつい赤ワインを追加注文してしまった。予算は気にしていたはずなのに、気づいたらグラスを傾けていた。この時点で、もう完全に“ヨシカミ・マジック”にかかっていたのかもしれない。

ヨシカミの店内雰囲気と混雑のコツ

浅草「洋食ヨシカミ」老舗洋食店のような趣満点の店内

店内はカウンターとテーブル席が並び、昔ながらの洋食店の空気が漂っている。スタッフは年配の方が多く、動きが機敏。メニューの説明や注文も丁寧で、観光客にも慣れている印象を受けた。

店内は常時満席。入店までの待ち時間が気になるところだが、来店時に入店待ちのエントリーを済ませれば、おおよその待ち時間を教えていただける。あとは、その待ち時間ごろに再来店するだけでOKなので、時間調整も割とスムーズ。また、ハヤシライスなど、一部のメニューは数量限定のため、確実に食べたいなら早めの訪問を。

メニュー(2025年5月)

魅惑の料理が目白押しのメニュー表(2025年5月)

濃厚系洋食が好きな人に刺さる!浅草「ヨシカミ」

筆者は「濃厚」「肉汁」「映え」なグルメに目の無いタイプの人間だが、ヨシカミのメンチカツとビーフシチューは、その全てを満たしてくれた。

メンチカツの肉じる×和辛子という組み合わせは、他ではなかなか味わえない体験。ビーフシチューのとろける肉と濃厚デミの組み合わせも、洋食好きなら必食だ。

一般的な洋食では物足りなさを感じたら、ぜひ浅草まで足を伸ばしてみてほしい。入店待ちを耐える価値は、間違いなくある。

誰にでもオススメできるわけではないが、「濃厚・肉系・洋食」という3拍子にピンとくる人には、自信を持って推せる一軒だ。

浅草「洋食ヨシカミ」帰りに貰ったお土産のキーホルダー

帰りには可愛らしいキーホルダーがいただける、浅草の老舗にして、今なお進化を続ける「洋食 ヨシカミ」。一皿一皿に詰まった誠実な“旨さ”を、ぜひ味わってほしい。

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洋食 ヨシカミ 浅草店※公式HP

【住所】〒111-0032 東京都台東区浅草1丁目41−4

【電話番号】03-3841-1802

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