【筆者実食済】東京で本当に美味しい麻婆豆腐に出会える店
「また麻婆豆腐か」——そう言われようが、私は何度でも食べたい。辛さと痺れ、コクと旨味、口に広がる豆腐の柔らかさと香辛料の香り。そのバランスを極めた一皿に、私は抗えない。
今回は、都内の中でも個性あふれる麻婆豆腐を提供する4店舗を厳選。すべて自ら足を運び、舌と胃袋で確かめたうえでまとめました。どの店にも魅力がありますが、なかでも中野の「関飯店」は、四川料理好きなら一度は体験してほしい一杯。とはいえ、他の3店も感動レベルの美味しさだったので、できるだけフラットに紹介します。
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【中野】関飯店|濃厚×本格な麻婆豆腐を食べたいならココ!
ガツンと来る濃厚な旨みが自慢の麻婆豆腐に心震える

中野駅北口から徒歩3分。老舗感の漂う店構えに一瞬たじろぐも、一歩入れば中華鍋の香ばしい音と香りに迎えられる。注文したのはもちろん「麻婆豆腐」。辛さは激辛一択。
中野「関飯店」濃厚な旨味が自慢の“コク旨系麻婆豆腐”

スプーンですくうと、赤黒い辣油が湯気とともに立ち上り、鼻を抜ける花椒の香りが強烈。口に入れた瞬間、ビリリと舌が痺れ、あとから深いコクと旨味がぐっと追いかけてくる。豆腐はふわっとしていながら崩れにくく、餡と一体化している。これはもう、“麻婆豆腐好きの夢を具現化した一皿”。
ランチ時は混雑必至。開店直後(11時台)が狙い目です。常連客も多いですが、初訪問でも入りやすい雰囲気。
関飯店 中野店
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【五反田】陳家私菜|あっさり仕上げでも旨味と香りが際立つ一皿
五反田で刺激的な麻婆豆腐を味わいたい人におすすめ

五反田駅東口からすぐ。真っ赤な看板に白抜き文字が煌々と輝く看板が目印の「陳家私菜」は、ランチメニューは意外とリーズナブル。ここの麻婆豆腐は目の前で麻婆豆腐を完成させてくれる「ビジュアル系」タイプで、油が控えめながらしっかり辛く、奥深い味。
石鍋でグツグツと煮えたぎる“ビジュアル系麻婆豆腐”

豆鼓の風味が効いていて、スパイスの重なりも美しい。見た目は上品だが、口に入れると、じんわりと辛味が押し寄せ、食べるほどに中毒性が増していく。白米との相性が抜群。
中国人ならではの接客は豪快そのもの。時間帯によっては一人でも入りやすいお店です。
本格中華料理 陳家私菜 五反田店
【住所】〒141-0031 東京都品川区西五反田2丁目26−2 桔梗ハイツ2F
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【下北沢】金威(カムイ)|山椒の香りで昇天。パンチのある麻婆豆腐
下北沢で香りと刺激の麻婆豆腐を食べるなら「KAMUI」一択

下北沢駅南西口から5分ほど歩いたところにある担々麺専門店「KAMUI」。実はここ、麻婆豆腐も侮れない。
スパイスと山椒が容赦なく効いた“覚醒系麻婆豆腐”

熱々の土鍋で提供される麻婆豆腐は、スパイスと山椒が容赦なく効いた“覚醒系”。とにかく香りが圧倒的で、香ばしさとシビレの連打に目が覚めるような刺激。辛さもあるが、旨味が勝っていて、食後は爽快感すらある。
カウンター中心のコンパクトな店内。サクッと一人麻婆にも最適です。
金威(カムイ) 下北沢店
【住所】〒155-0031 東京都世田谷区北沢2丁目14−3 喜多ビル 2階
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【経堂】蜀彩(しょくさい)|四川料理の奥深さを感じる新食感
経堂で“新感覚”の麻婆豆腐を探すなら「蜀彩(しょくさい)」へ

経堂駅から歩いて3分。住宅街に突如現れる本格四川中華「蜀彩(しょくさい)」は、麻婆豆腐で使用されている材料の大切さを改めて感じさせてくれる一皿を出す。
素材の優しさを活かした“淡麗系麻婆豆腐”

見た目はスタンダードだが、まず驚いたのが豆腐の口当たり。とても優しい口当たりの豆腐は、絹ごしでもない、木綿でもない、普段日常的に出会う麻婆豆腐では味わったことのない衝撃的な食感は一度食べてみる価値のある「淡麗系」の麻婆豆腐。
やや小さめの店舗で、ランチ時は満席になることも。2人以内での訪問がベター。
蜀彩 経堂店
【住所】〒156-0052 東京都世田谷区経堂1丁目12−10 松原ビル 2階
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まとめ|東京の麻婆豆腐、次に行くべきはどこか?
どの店の麻婆豆腐も、それぞれに個性があり、同じ「麻婆豆腐」という料理名ではくくれないほどの奥行きがありました。中野の「関飯店」は辛党・痺れ党には強く推したい一皿。一方で、陳家私菜のエンタメ感抜群のビジュアル系、(金威)KAMUIのパンチ、蜀彩の新感覚さもまた別の魅力があります。
激辛が好きな人、香り重視の人、ごはんとの相性を求める人。どんな好みにも、都内にはそれに応える麻婆豆腐がある——そう実感した4軒でした。
麻婆豆腐は、ただの中華ではない。“小宇宙”です。あなたも次の一杯、どこで出会いますか?

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