〈ランチ編〉ご飯お代わり確定！旨味たっぷりマーボー豆腐！
今日の中野ランチは、JR中野駅北口改札を出て徒歩数分。
中野区民に愛される町中華のお店「関飯店」へ。
年季の入ったレンガ造りのレトロな外観が目印のお店。
一見、中華料理店とは思えない雰囲気は、元々人気の老舗洋食店だった名残です。
↓ローズガーデン時代へタイムスリップ↓
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麻婆豆腐
定番ランチメニューの一つ「麻婆豆腐」
辛さ控えめ、痺れ控えめ、旨味多め（笑）
激辛麻婆豆腐が好みの方には物足りないかもしれませんが、誰もが美味しく食べられる味わい。
常連客を中心に、近所の比較的ご高齢のお客さが多いので、丁度いいのかもしれませんね。
そんな麻婆豆腐を、少し硬めに炊かれたご飯の上に…
どおぉーーん！
豪快に口の中へかき込むと、旨味と辛みが口の中に広がります。
ちなみにご飯はお代わり無料！
この日は並みライスお代わりで、お茶碗2杯を完食でした。
魚香茄子涼麺
中国語で全く読めなった「魚香茄子涼麺（ユイシャンチェーズー）」
魚香は「ユイシャン／ユーシャン」と読み、中華料理では一般的な調味料。
漢字の魚が使われていますが、調味料には魚は使用されていません。
また、魚香茄子や魚香肉絲などは一般的な料理として知られています。
麺はツルツルとした食感で、とっても良い喉越し。
冷たい麺の上に温かい具材が乗った料理で、何より…、
冷と温のコントラストが堪りません。
甘酸っぱいあんかけは麺によく絡みます。
ほんのり舌先に来るラー油の辛味が良いアクセントに。
暑い夏にぴったり！、冷麺のような存在の一皿でした。
鶏肉飯（チーローハン）
しっとりとした細く割かれた鶏肉が特徴的な「鶏肉飯（チーローハン）」
味の決め手は真ん中の炒めたエシャロット。
時間をかけて丁寧に炒められ旨味が凝縮。
女将「しっかり混ぜて食べてくださいね(^^♪」
丼全体に広がる旨味と、舌触りの良い鶏肉の旨味が絶妙です。
時折訪れる揚げオニオンとパクチーが良いアクセントに。
とにかく味が馴染むようしっかり混ぜましょう！
もちろん煮卵も崩しながら。
チーローハン提供時に一緒に出てきた辣油。
食べる辣油に近い感じでしたが…、
これが美味しかった！
辛味よりも旨味が加わるラー油で、チーローハンの味に深みが加わります。
そんなに辛くないので、是非かけて食べることをお勧めします。
サラダ＆スープ
酸味のあるドレッシングが食前の胃袋を動かすに丁度良い「ランチサラダ」
「ドレッシング足りなかったおっしゃってください」と、心配りがうれしい接客付き。
ローズガーデン時代を思い出す、根菜がたっぷりと入ったスープ
野菜の旨味がたっぷりで、お代わりが欲しくなりました（笑）
〈ディナー編〉美味さ極まる！濃厚な餡が絡む角煮の黒酢酢豚
ここからはお酒を飲みながら関飯店の絶品中華料理が楽しめるディナー編
平日でも満席の場合が多いので、来店の際には空席確認することをお勧めします。
前菜3種盛り合わせ
「冷製3種盛り合わせ」は、通常2人前かららしいですが、一人での来店だったせいか、1人前で対応していただけました！
ありがたやぁ～
胡椒の効いたスパイシーなチャーシューは、前菜3種の中ではデフォルトの一品。
イチジクのソースが添えられて、甘みと刺激の両方が楽しめます。
紹興酒に付けられた落花生も、八角の香りがして最初に胃袋に収めるには、丁度いいお供です。
美桜鶏を使ったよだれ鶏
中華料理でお酒のお供の定番「よだれ鶏」
関飯店さんの「美桜鶏」を使ったよだれ鶏は、正に芸術とも呼べる一皿。
本当にきれいで崩すのが勿体ないと思ったほどの出来栄えです。
肉厚の美桜鶏を積み上げたきゅうりの上に盛り付けた「美桜鶏を使ったよだれ鶏」
このよだれ鶏がメチャクチャ美味かった！
ラー油の下に沈んでいる謎の黒いソースが、甘くて旨味抜群！
ご飯にぶっかけても美味しそうなタレで、鶏との相性もピッタリです。
美桜鶏は鶏特有のパサパサ感が無く、しっとりとした口当たりで素材の良さが伝わってくる逸品です。
角煮の黒酢酢豚
野菜を使っていない、さいころ上の肉が積み上げられた「角煮の黒酢酢豚」
提供されると同時に味わえる、得も言われぬ素晴らしい香り。
甘辛い黒酢に、ほんのりと八角の香り。
高温で揚げられて、衣を纏ったかのようなカリッとした食感。
餡をたっぷりと絡ませた角煮は、他では類を見ない衝撃的な美味さでした。
黒酢餡を舐めながらでも酒が進みそうな程美味しい一皿（笑）
ローズガーデン時代の面影を残しつつ、すっかりと様変わりした店内。
それでも相変わらず変わらない物も発見しました。
それはローズガーデン時代から変わらない心温まる接客。
そして、そのフレンドリーな接客に、店舗が変わっても通い続ける常連客。
目には見えない絆で結ばれた温かい中華料理店です。
これからも中野区民に、そして近隣住民に愛される飲食店として発展することを祈っています！
中野「関飯店」
【住所】〒164-0001 東京都中野区中野５丁目６２−９
【電話番号】03-3388-1260
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