千歳烏山でラーメンを食べ歩く中、気になっていた「らーめん梶原」へ。今回注文したのは、肉ワンタンと海老ワンタン、別皿の炭焼き焼豚まで楽しめる特製正油。鶏と節を軸にした醤油スープに自家製手揉み麺を合わせた一杯で、食べ進めるうちに別皿焼豚を見て白米が欲しくなり、追加注文することになった。
千歳烏山のラーメン店「らーめん梶原」とは

らーめん梶原は、京王線千歳烏山駅西改札北側から徒歩約2分の場所にあるラーメン店。2022年9月1日にオープンし、自家製麺を使ったラーメンを提供している。今回は正油ラーメンの特製正油を実食。月・火曜日には背脂煮干しの日もあるという店で、千歳烏山駅周辺、いわゆる“ちとから”でワンタンや焼豚までしっかり味わえる一杯を食べたいときに訪れた。
訪問時の並びと注文体験

18時00分に到着すると5人が並んでいた。最初に入店待ちをしている人から券売機で食券を購入し、順番に入店する流れで、18時03分頃には入店。券売機は入ってすぐ右手にあり、食券を購入してカウンターで店員さんに提示した。着丼は18時25分、退店は18時45分。退店時には4人ほど並んでいた。
らーめん梶原「特製正油」は具材まで楽しむ一杯

今回注文したのは「らーめん梶原 特製正油」1300円。醤油色のスープに煮豚系チャーシュー、肉ワンタン、海老ワンタン、白髪ねぎ、味玉などが入り、特製トッピングは別皿で提供される。別皿には炭焼きチャーシュー、メンマ、海苔が盛られており、一杯の中だけでなく、別皿の具材も組み合わせながら食べられる構成になっていた。
醤油色のスープに具材が重なり別皿まで目を引く特製正油

丼に入った醤油色のスープには、チャーシュー、ワンタン、白髪ねぎ、味玉などが盛られている。特製トッピングは別皿で、炭焼きチャーシュー、メンマ、海苔がまとまっているため、丼の中が具材で埋まりすぎない。まず目に入ったのは、肉と海老のワンタンがそれぞれ入っていること。そして別皿に置かれた厚切りの焼豚は、ラーメンのトッピングというより一品料理のような存在感があった。
鶏と節の旨味に醤油がキリッと映えるスープ

レンゲでスープをすくうと、鶏の出汁が先に広がり、その後から節の香りが追いかけてくる。醤油ダレにはキリッとした存在感がありながら、最初の口当たりはややマイルド。豚や野菜、節の旨味に鶏の動物系の厚みが重なり、油が口の中で広がって奥行きを作っている。熱々の状態が続くスープだが、後味はすっきり。鶏と魚介のバランスを楽しみながら、最後まで飽きずに飲み進められた。
手揉み縮れ麺のモチプリ感が醤油スープを連れてくる

麺は自家製の中太手揉み平打ち縮れ麺。全粒粉入りの中加水麺で、幅は3~6mmほどと断面の形状にも違いがある。すすった瞬間からモチモチした感触があり、噛むとむっちむっちした弾力が返ってくる。手揉みならではの不規則な食感もあり、小麦の風味が口の中に広がる。平打ちの縮れに醤油スープが絡むため、麺をすすったときに鶏と節の味わいまで一緒に入ってくる。
麺量は、特製で具材も多いため体感としてボリュームがあり、麺と具材を合わせるとしっかり食べ応えがある。ワンタンや焼豚まで食べ進めると、満足感も高かった。
大きな皮がトゥルンと滑る肉ワンタンと海老ワンタン

らーめん梶原のワンタンは肉と海老の2種類。どちらも大きめの薄皮で餡を包んであり、皮がつるんとした見た目をしている。箸で持ち上げるのが難しいほど柔らかく、口に入れるとトゥルン、チュルン、ドゥルンドゥルンと滑るような食感。肉ワンタンは豚挽き肉がみっしり詰まり、香味を抑えて肉の旨味を前面に出した肉肉しい味わいだった。

一方の海老ワンタンは粗刻みの海老餡で、噛んだところからプリッとした食感が返ってくる。海老の下味もしっかり効いており、肉ワンタンとは違った味と食感を楽しめる。薄い皮と餡のバランスもよく、どちらも熱々。皮が大きいこともあり、ワンタンだけでもボリュームを感じられた。
別皿焼豚は炭火の香ばしさで白米が欲しくなる

特製正油で特に印象に残ったのが、別皿に盛られた炭焼きチャーシュー。厚みのあるステーキ状の焼豚で、肩ロースやモモのような肉感があり、提供前に切り分けている。表面には炙りによる色濃い焼き目が付き、口に入れると炭火の香ばしさが先に広がる。
甘味を付けて炙った中華料理系のチャーシューらしい味わいで、噛むほどに肉の旨味が出てくる。別皿なのでスープに浸す前に焼豚そのものを味わえるのもよく、切り立ての肉感も印象に残った。この焼豚を見た瞬間、ラーメンだけでなく白米も欲しくなった。
別皿焼豚を白米に乗せたら即席チャーシュー丼に

入店時は特製正油だけを注文していたが、別皿焼豚が出てきた瞬間に飯が欲しくなり、小ライスの白めし100円を追加。濃いめの炙り焼豚を白米に乗せると、即席のチャーシュー丼のように楽しめた。甘味のある焼豚の香ばしさと肉の旨味が白米を進める。海苔ライスではなく、今回は焼豚と白米を合わせる食べ方が印象に残った。特製正油を注文するなら、らーめんとライスを組み合わせるのもありだと思った。
特製正油はワンタンと焼豚を最後まで楽しみたい人に
らーめん梶原の特製正油は、鶏と節の旨味を軸にしたキリッとした醤油スープと、むっちり弾力のある自家製手揉み平打ち縮れ麺を合わせた一杯。肉ワンタンと海老ワンタンで食感と味が変わり、さらに別皿の炭焼き焼豚では香ばしさと力強い肉の旨味が加わる。

具材が多いぶんボリュームはあるが、それぞれをスープと合わせたり、そのまま味わったり、白米に乗せたりと食べ方を変えられるのが面白い。特に焼豚を白米に乗せた即席チャーシュー丼は、追加注文して正解だった。千歳烏山のラーメンで、麺だけでなくワンタンや焼豚まで一緒に楽しみたい人には、満足感の高い特製正油だと感じた。スープもキレがよく、最後はあっさり完飲した。
この一杯を一文で表すと:鶏と節の旨味に醤油がキリッと映え、ワンタンと別皿焼豚まで食べ方を変えて楽しめる特製正油。
並び時間や店内の雰囲気

18時00分の到着時には5人が並び、最初に入店待ちをしている人から券売機で食券を購入する流れで、約3分ほどで入店できた。着丼までは22分ほど。客層は二人組と一人客が4対6ほどの印象で、男性と女性は半々くらい。30代~40代を中心に、夕飯時ということもあって近隣の住民らしき人も見られた。カウンター10席とテーブル3席の13席で、退店時には4人ほどの行列ができていた。今回の訪問では、夕飯時の混雑を考えると早めの時間帯に入店するのもよさそうだと感じた。
店舗情報
店名:らーめん梶原※X
住所:東京都世田谷区南烏山6-5-7 明光ビル新館103
最寄り駅:京王線「千歳烏山駅」から徒歩1分。 飲み屋街と住宅街が入り混じる一角に店を構える。 Googleマップで場所を見る
最寄駅:京王線千歳烏山駅
営業時間・定休日:上記リンクXにて確認してください。
訪問日:2026年9月27日
到着時間:18時00分
入店:18時03分頃
着丼:18時25分
退店:18時45分
注文:特製正油(1300円)+小ライス(100円)
体感並び時間:3分ほど
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