北千住「煮干中華蕎麦かれん」の特製煮干中華蕎麦と和え玉を実食|煮干酢で楽しむまぜそば風の食べ方

北千住「煮干中華蕎麦かれん」セメント系と言われる煮干ラーメンとしては控えめな色の“特製煮干中華蕎麦” メトログルメ
北千住「煮干中華蕎麦かれん」セメント系と言われる煮干ラーメンとしては控えめな色の“特製煮干中華蕎麦”

北千住で煮干しラーメンを食べるなら、煮干しの旨味をどこまで味わえるのか、そして一杯の中でどのような変化を楽しめるのかも気になるところ。今回は、北千住駅から徒歩約2分の「煮干中華蕎麦かれん」を訪れ、特製煮干中華蕎麦と和え玉を実食した。煮干しの存在感が際立つスープに、歯切れのよい中細麺、豚と鴨のチャーシューが重なる一杯。さらに、和え玉をまぜそば風に楽しみ、卓上の煮干酢で味を変えながら最後まで飲み干した体験を紹介する。

北千住「煮干中華蕎麦かれん」で出会った煮干しの存在感が強い一杯

北千住「煮干中華蕎麦かれん」亀戸の“煮干中華蕎麦 つきひ”の姉妹店
北千住「煮干中華蕎麦かれん」亀戸の“煮干中華蕎麦 つきひ”の姉妹店

北千住駅から徒歩約2分、東京都足立区千住にある「煮干中華蕎麦かれん」。2022年8月7日にオープンした煮干しラーメンの店で、亀戸の「煮干中華蕎麦 つきひ」の姉妹店としても知られる。

今回注文した特製煮干中華蕎麦は、灰褐色のセメント系スープが印象的な一杯。煮干しの香りと旨味が前に出る味わいに、動物系のコクが重なる。北千住の煮干中華そばを探している人にとって、煮干しの存在感を実際に確かめられる一杯だった。

20時45分に到着、待ち時間ゼロで入店

北千住「煮干中華蕎麦かれん」調理音が響く静かな店内
北千住「煮干中華蕎麦かれん」調理音が響く静かな店内

訪問したのは2026年10月10日の20時45分。店に到着するとカウンターには空きがあり、入店待ちの列もなかったため、並び時間はゼロだった。

注文は券売機で食券を購入し、店員さんに手渡すスタイル。和え玉はラーメンを食べ進めてから、自分のタイミングで店員さんに声を掛けて追加注文する。着丼は20時52分。到着から7分後にはラーメンが提供されたことになる。

特製煮干中華蕎麦は豚と鴨のチャーシューを楽しめる一杯

北千住「煮干中華蕎麦かれん」セメント系と言われる煮干ラーメンとしては控えめな色の“特製煮干中華蕎麦”
北千住「煮干中華蕎麦かれん」セメント系と言われる煮干ラーメンとしては控えめな色の“特製煮干中華蕎麦”

今回注文したのは「煮干中華蕎麦かれん」の特製煮干中華蕎麦。価格は1,250円で、追加の和え玉は250円だった。

特製煮干中華蕎麦には、豚肩ロースのローストと鴨チャーシューの2種類の肉がのる。さらに、刻み玉ねぎ、ざく切りねぎ、海苔も加わり、具材の種類が豊富だ。

濃厚な煮干しスープを軸に、麺やチャーシューを味わい、食べ終わる前には和え玉で違った食べ方にも挑戦できる。今回は、スープだけでなく、追加した麺と煮干酢による味の変化まで楽しんだ。

灰褐色のセメント系スープに豚と鴨のチャーシューが並ぶ

北千住「煮干中華蕎麦かれん」豚肩ロースのローストと鴨チャーシューが並ぶ“特製煮干中華そば”
北千住「煮干中華蕎麦かれん」豚肩ロースのローストと鴨チャーシューが並ぶ“特製煮干中華そば”

丼を前にして最初に目に入ったのは、煮干しの濃厚さを感じさせる灰褐色のスープ。いわゆるセメント系と呼ばれる色合いで、見た目からも煮干しの存在感が伝わってくる。

その上には、豚肩ロースのローストと鴨チャーシューが並び、刻み玉ねぎとざく切りねぎが添えられている。海苔も加わり、特製らしく具材の種類が多い。静かな空間に調理音が響くなか、目の前の一杯からも煮干しを中心にした味わいへの期待が高まった。

煮干しの旨味とビター感に、カエシの塩味が重なるスープ

北千住「煮干中華蕎麦かれん」煮干しの旨味が濃縮されたような味わいのスープ
北千住「煮干中華蕎麦かれん」煮干しの旨味が濃縮されたような味わいのスープ

レンゲでスープを口に運ぶと、まず感じるのは煮干しの力強い風味。煮干しの旨味が濃縮されたような味わいに、動物系の旨味が加わり、口の中に厚みが生まれる。

一方、煮干し特有のビター感も感じられる。煮干しの風味が強いものの、個人的にはエグみは比較的控えめな印象だった。

食べ進めるうちに気になったのは、カエシによる塩味。煮干しの濃厚さだけでなく、塩気がやや強めに感じられ、後味にもその印象が残った。飲み込んだ後には煮干しの風味とビターな余韻が続き、塩味も後を引く。

濃厚な煮干しの旨味を楽しめる一方で、塩味の感じ方は好みが分かれるかもしれない。今回の実食では、煮干しの存在感とともに、この塩気の強さも印象に残った。

パツパツと歯切れのよい中細ストレート麺

北千住「煮干中華蕎麦かれん」低加水の麺らしいパツパツとした歯切れが印象的な麺
北千住「煮干中華蕎麦かれん」低加水の麺らしいパツパツとした歯切れが印象的な麺

麺は菅野製麺製の中細ストレート麺。低加水の麺らしいパツパツとした歯切れが印象的で、硬めの茹で加減もあって、噛んだときの食感をしっかり楽しめる。

濃厚な煮干しスープに合わせても麺の存在感が埋もれず、スープと一緒に食べ進めやすい。煮干しの旨味を味わいながら、麺を噛んだときの歯切れも楽しめる組み合わせだ。

麺量(ボリューム感)

麺量は体感で150g程度。一般的なラーメンとして食べ進めやすい量に感じた。もう少し麺を楽しみたい場合は、追加の和え玉を注文するのもおすすめだ。今回は和え玉を加えたことで、スープに合わせる食べ方だけでなく、麺そのものの味わいを楽しむ時間も生まれた。

しっとりした豚肩ロースと柔らかな鴨チャーシュー

北千住「煮干中華蕎麦かれん」しっとりとした食感の“豚肩ロース”の焼豚
北千住「煮干中華蕎麦かれん」しっとりとした食感の“豚肩ロース”の焼豚

特製煮干中華蕎麦で楽しめる2種類のチャーシューは、豚肩ロースのロースと鴨チャーシュー。どちらもしっとりとした肉質が印象的で、肉そのものの旨味を感じやすい仕上がりだった。

北千住「煮干中華蕎麦かれん」鴨肉の風味を楽しめる鴨ロースト
北千住「煮干中華蕎麦かれん」鴨肉の風味を楽しめる鴨ロースト

豚肩ロースのローストは、しっとりとした食感と肉の旨味が特徴。鴨チャーシューは柔らかく、脂の重さよりも鴨肉の風味を楽しめた。鴨肉特有のクセも気にならず、煮干しの風味が強いスープと一緒に食べても、肉の存在感が残る。

特製を選ぶことで、豚と鴨という異なる肉の味わいを一度に楽しめるのは魅力だ。濃厚な煮干しスープだけでなく、チャーシューの食感や肉の旨味にも目を向けながら食べ進められた。

和え玉はスープに入れる前に混ぜて、まぜそば風に楽しむ

北千住「煮干中華蕎麦かれん」味付きの麺をまぜそば風に楽しめる追加メニュー“和え玉”
北千住「煮干中華蕎麦かれん」味付きの麺をまぜそば風に楽しめる追加メニュー“和え玉”

追加注文した和え玉は250円。ラーメンとは別皿で提供され、麺にはタレやオイルが絡められている。刻み玉ねぎと刻みチャーシューも添えられ、通常のラーメンとは違った見た目だ。

まずはスープに入れず、麺とタレ、オイルを混ぜて食べる。カエシとオイルによる濃いめの味付けで、麺にまったりとした旨味が絡む。パツパツとした歯切れもそのまま楽しめ、煮干しスープとは異なる方向の味わいを感じられた。

和え玉は単なる替え玉というより、味付きの麺をまぜそば風に楽しめる追加メニュー。残ったスープにつけて食べれば煮干しの旨味が加わり、また違った味わいになる。お腹にゆとりがあれば、ぜひ試してほしい食べ方だ。

煮干酢を加えると、和え玉とスープの味わいが変化する

北千住「煮干中華蕎麦かれん」和え玉と煮干蕎麦の味変を楽しめる煮干酢
北千住「煮干中華蕎麦かれん」和え玉と煮干蕎麦の味変を楽しめる煮干酢

今回の実食で試してほしいと感じたのが、卓上に用意されている煮干酢。ラーメンだけでなく和え玉にも使えるため、食べ進めながら味を変えられる。

和え玉は、そのまま混ぜて食べるだけでも味わいを楽しめるが、煮干酢を掛けることで違ったおいしさを感じられた。濃いめのタレとオイルが絡む麺に、煮干酢を加えて食べる方法は、個人的にも非常に気に入った。

北千住「煮干中華蕎麦かれん」和え玉は煮干酢を使いながら“まぜそば風”に食べるのもおすすめ
北千住「煮干中華蕎麦かれん」和え玉は煮干酢を使いながら“まぜそば風”に食べるのもおすすめ

さらに、残った煮干しスープにも煮干酢を投入。最後はたっぷりと加えてスープを完飲した。煮干しの旨味やビター感を味わうだけでなく、卓上調味料を使って自分好みの変化を楽しめるのも、この一杯の楽しみ方のひとつだった。

和え玉を注文した際は、最初からスープに入れるのではなく、まずはそのまま混ぜて食べ、煮干酢を試し、最後にスープと合わせる。こうした段階的な食べ方なら、味わいの違いを楽しみやすい。

煮干しの旨味と塩味が印象に残り、和え玉まで楽しめる一杯

北千住「煮干中華蕎麦かれん」塩味の効いた煮干そばと和え玉が楽しめる店
北千住「煮干中華蕎麦かれん」塩味の効いた煮干そばと和え玉が楽しめる店

北千住「煮干中華蕎麦かれん」で食べた特製煮干中華蕎麦は、煮干しの旨味とビター感をしっかり味わえる一杯だった。動物系のコクも感じられる一方、個人的にはカエシの塩味がやや強く、後味にも塩気が残った点が印象的だった。

麺はパツパツとした歯切れが心地よく、豚肩ロースと鴨チャーシューの食べ比べも楽しめる。さらに、和え玉を追加すれば、スープとは異なるタレとオイルの味わいをまぜそば風に楽しめる。煮干酢を加えた味変も、今回の食体験で印象に残ったポイントだ。

煮干しの風味をしっかり味わいたい人や、和え玉を使って一杯の楽しみ方を広げたい人に向いている。塩味の強さは好みによって評価が分かれそうだが、麺をそのまま混ぜて食べる方法や煮干酢による味変まで試せたことには満足感があった。

この一杯を一文で表すと:濃厚な煮干しの旨味とビター感が広がる一杯

待ち時間ゼロで入店し、静かな店内で煮干しを味わう

北千住「煮干中華蕎麦かれん」券売機(2026年10月)
北千住「煮干中華蕎麦かれん」券売機(2026年10月)

今回の訪問では20時45分に到着し、待ち時間ゼロで入店。着丼は20時52分で、到着から7分後にラーメンが提供された。退店は21時8分だったため、入店から退店までは16分間の滞在となった。

店内はほのかに煮干しの香りが漂い、調理音が響く静かな雰囲気。客層は20〜30代の男性が中心という印象で、男女二人組の姿も見られた。カウンター席のみの店内で、落ち着いてラーメンを食べ進められた。

卓上には煮干酢が用意されており、ラーメンや和え玉の味変に使える。訪問時は列がなくスムーズに入店できたが、混雑状況は時間帯や日によって異なるため、今回の体験は訪問日の記録として参考にしてほしい。

店舗情報

店名:北千住煮干中華蕎麦かれん※Instagram

住所:東京都足立区千住2-52-1

最寄り駅:東京メトロ日比谷線「北千住駅」から徒歩2分。 飲み屋街の一角に店を構える。 Googleマップで場所を見る

最寄駅:北千住駅から徒歩約2分

営業時間:月曜日〜金曜日 11:30〜22:45、土曜日 11:00〜22:45、日曜日・祝日 11:00〜21:00

定休日:不定休のため公式SNSで要確認

公式X:https://x.com/kakakakakarenn


訪問日:2026年10月10日

到着時間:20時45分

入店:待ち時間ゼロで入店(正確な時刻は未記録)

着丼:20時52分

退店:21時8分

注文:特製煮干中華蕎麦(1,250円)、和え玉(250円)

体感並び時間:ゼロ

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