飲み会の〆で中野のラーメンを食べることになり、向かったのが「箕輪家」。注文したのは看板メニューの熟成豚骨だ。白濁したスープを細かな泡が覆う見た目からして強烈で、豚骨の香りもしっかり伝わってくる。濃厚な豚骨の旨味とクセになる豚骨臭を楽しみながら、後半は卓上の紅生姜も合わせて食べ進めた。
中野のラーメン店「箕輪家」とは

中野駅北口から徒歩約6分の「箕輪家」は、家系ラーメンを看板メニューに掲げるラーメン店。そんな店で今回食べたのは、白濁した豚骨スープにきめ細かな泡が浮かぶ熟成豚骨だ。中野とんこつラーメン、中野豚骨ラーメンを探している中で出会った一杯で、濃厚な豚骨の旨味と豚骨臭をしっかり楽しめるラーメンだった。
訪問時の並びと注文体験
訪れたのは2026年9月4日、22時。4人で向かったため、カウンターに空きはあったものの、すぐには全員が座れず、体感で5分ほど待った。1人で訪れていれば、すんなり入れたように感じる状況だ。22時05分に入店し、飲み会の〆という流れで熟成豚骨を注文した。
箕輪家「熟成豚骨」を注文
今回注文したのは箕輪家の熟成豚骨。価格は780円だった。具材は薄切りのチャーシューと青ネギを中心としたシンプルな構成。白濁した豚骨スープの表面には脂泡がたっぷり浮いており、泡立つ豚骨スープそのものが、この一杯の第一印象を強く残す。
着丼直後の第一印象

丼に入った熟成豚骨を見て、まず目に入ったのが白濁したスープと表面を覆う細かな泡。デフォルトの注文でも脂泡がたっぷり浮いていて、カプチーノのような泡立ちになっている。青ネギが丼を彩り、薄切りのチャーシューと合わせた盛り付けはシンプル。それでも泡に覆われたスープの存在感が強く、丼から豚骨の香りもしっかり伝わってきた。
スープの味わい|泡立つ熟成豚骨の濃厚な旨味

レンゲを入れて最初に感じたのは、濃厚な豚骨の旨味。きめ細かな泡をまとったスープはクリーミーでまろやかだが、単に滑らかなだけではなく、骨感のある豚骨の味がしっかり前に出てくる。豚骨の旨味と甘味が強く、熟成豚骨ならではの濃密さも感じる。それでいて、飲み込んだ後は意外と重たくない。食べる前から感じていた豚骨臭も、口にするとクセが強すぎるわけではなく、豚骨の旨味と一緒に楽しめる。いわゆるクサウマの方向だが、筆者には豚骨のザラザラ感は感じられなかった。
スープは熱々だが、着丼後すぐに啜れる温度感。舌には豚骨の旨味と甘味が残り、そのまま次のひと口へ進みたくなる。濃厚なのに後味が重くなく、むしろライトにすら感じるところも印象的だった。醤油ダレが合わせられた熟成豚骨のスープだが、筆者の舌に強く残ったのは、骨から出たような豚骨の旨味と脂が重なった味わいだった。
麺の味わいと食感|熟成豚骨スープを持ち上げる細麺

麺は加水少なめのストレート細麺。しなやかさがありながら、啜ってみるとパツッとした歯切れの良さがある。口の中ではホキホキとした硬めの感触もあり、細麺らしいツルツルした表面も感じる。泡立つクリーミーな豚骨スープとの絡みも良く、しなやかな麺を啜るたびにスープをしっかり持ち上げてくる。
家系ラーメンでイメージするような太麺とは違い、今回の箕輪家の熟成豚骨は細麺。そのため、とんこつラーメンらしく麺とスープを一緒に口へ運びやすい。箕輪家ラーメンの中でも、熟成豚骨の泡立ったスープを麺で楽しむという食べ方が印象に残った。
麺量(ボリューム感)
麺量は体感で特に多くも少なくもない。それでも美味しさが勝ってしまい、飲み会の〆で22時に訪れたにもかかわらず、もう一杯分食べたくなって替え玉を注文。筆者ももちろん替え玉まで進んだ。
チャーシューの味と食感

チャーシューは薄切りで大判。口に入れるとすぐにとろけるような柔らかさがあり、豚そのものの旨味も感じる。味付けは薄めで、濃いタレをまとわせるというより、豚の旨味を楽しむタイプだった。脂には甘みがあり、その強さもちょうどいい。濃厚な豚骨スープの中に入っていても脂だけが前に出ることはなく、チャーシューを口にしたときの柔らかさと豚の旨味が印象に残った。
食べ進めた後半の変化|熟成豚骨に紅生姜を合わせる

後半になっても、熟成豚骨のまろやかな旨味は続く。濃厚なスープではあるものの、後味に重さが残りにくく、麺を食べ進めること自体は苦にならない。むしろ麺がスープをしっかり持ち上げるため、食べているうちにスープもかなり減っていった。飲み会の〆で、しかも替え玉までしたので完飲はしなかったが、丼の中にはかなり少なくなったスープが残る程度だった。

そこで合わせたのが卓上にあった薬味。「辛子高菜」と「紅生姜」が用意されていたが、筆者的には圧倒的に紅生姜がおすすめだ。濃厚でクリーミーな豚骨スープに紅生姜を入れると、口に入れた瞬間に酸味が広がり、その後から生姜の刺激が追いかけてくる。この変化が豚骨スープによく合う。泡泡系の見た目から最後まで重たい一杯を想像していたが、紅しょうがを合わせることで口の中に違う刺激が加わり、さらに箸が進んだ。
総評|この一杯はどんな人に刺さるか

箕輪家の熟成豚骨は、泡立つスープの見た目だけでなく、口に入れたときにも豚骨の濃密な旨味をしっかり感じられる一杯だった。豚骨臭はきちんとあるものの、食べてみるとクセが強すぎず、豚骨の旨味と甘味がまろやかに広がる。中野駅とんこつラーメン、中野駅豚骨ラーメンを探していて、豚骨の臭さや香りまで楽しみたい人には印象に残りやすい味だと思う。
一方で、飲み会の〆としてはかなり食欲を刺激される一杯だった。麺を食べればスープも一緒に減っていき、替え玉まで注文したくなったほど。特に後半の紅生姜との組み合わせは、今回の実食で強く記憶に残った。
家系ラーメン店として知られる箕輪家だが、今回食べたのは家系ラーメンとは方向の異なる熟成豚骨。博多豚骨を連想する細麺でありながら、泡系豚骨らしい濃密なスープを楽しめる。熟成豚骨 紅生姜という組み合わせまで含めて、この一杯の面白さを感じた。
この一杯を一文で表すと:濃厚な豚骨の旨味とクセになる豚骨臭を楽しめる一杯。特に紅生姜との相性が印象的
並び時間や店内の雰囲気
この日は22時に到着し、4人で向かったため体感で5分ほど待って22時05分に入店した。カウンターには空きがあったので、1人で訪れていればすんなり入れたように感じる。店内では20~30歳代の客層が中心だった。卓上には辛子高菜と紅生姜があり、後半の味変に使える。今回は飲み会の〆での訪問だったが、細麺がスープをしっかり持ち上げるため食べ進めるペースも落ちず、替え玉まで注文した。
店舗情報
店名:熟成豚骨 箕輪家 中野本店※公式HP
住所:東京都中野区中野5-53-2
最寄り駅:JR中央線「中野駅」から徒歩6分。 飲み屋街の一角に店を構える。 Googleマップで場所を見る
営業時間:公式サイト掲載営業時間 11:00~16:00・17:30~20:00(営業時間は変更になることがあるので要確認)
定休日:基本的に無休だが臨時休業あり
訪問日:2026年9月4日
到着時間:22時
入店:22時05分
注文:熟成豚骨(780円)
体感並び時間:5分
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このブログについて
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